天ぷら はせ川

天ぷらの名店「京星」で修業を積んだ長谷川忠彦氏。昔は何も教えてくれないのが習わしのようなもので、休日に素材を買い込み技を磨いたとか。「教えてもらったものは忘れてしまう。だからかえってよかったんです」と言う長谷川氏。常に新しい素材にも挑戦しており、料理に対して真摯に向き合い、味を追求している。

衣には卵を入れず、素材の味を堪能できるのが「はせ川」の特徴だ。小麦粉とオリジナルの粉を独自に配合した衣は薄く、軽やかな味わいで、「いくらでも食べてしまう」という女性や年配のゲストも。油はゴマ油など4種類をブレンド。夏はさっぱりと、冬は濃厚になど、季節により配合を変えている。